IPアドレス関連で勉強したこと
前の記事でも書いたがgatewayあたりで混乱したので勉強しなおした. メモを残しておく.
とりあえずこれの後半をすべて読んだ.
最低限 UNIX(Linux) III - ネットワークの仕組み
資料に書いてあることまとめ
/etc/network/interfacesで設定していた項目についてコメントを入れていく.
address
ネットワーク毎に割り当てられる住所.DHCPサーバーが割り当ててくれる.
netmask
サブネットマスク.IPアドレスのうち,どこまでがネットワーク内で共通のものなのかを表す.255.255.255.0しか見たことがない.IPアドレスの後に/24と書いて表される.
XXX.XXX.XXX.XXX/24とYYY.YYY.YYY.YYY/24が同一ネットワークのものかを判断するときはそれぞれを255.255.255.0と論理積をとったものが一致しているかをチェックする.
network
IPアドレスとサブネットマスクの論理積を取ったもの.いわゆるIPアドレスのネットワーク部と呼ばれるもの.残った部分はホスト部といわれる.
broadcast
ネットワーク全体に発信するときに使うIPアドレス.詳しくは上の記事を参照してください.
-
ネットワークをまとめている管理者(=ゲートウェイ)のアドレス.ネットワークの内側と外側で違う値を持つ.
ホスト部のすべてのbitが0のものと1のものは予約されているので割り当てには使えないとのこと.(特に1のものはbroadcast用らしい)
IPアドレス固定関連の設定
LAN側は大体納得がいったので設定ファイルを書いてみる.WAN側はわからなかったので Raspberry PIで無線AP+ルーターを作ってみた – XYZPlus Blog をパクった.
/etc/network/interfaces
#loopback auto lo iface lo inet loopback #WAN side auto eth0 iface eth0 inet dhcp #LAN side auto eth1 iface eth1 inet static address 192.168.122.1 netmask 255.255.255.0 network 192.168.122.0 broadcast 192.168.122.255 gateway 192.168.122.1
確かに言われてみればWAN側のIPアドレスは別に固定じゃなくても大丈夫そうだよね.
DNSの設定
ネットワーク内のアクセスについてはDHCPサーバー(=Raspberry Pi)が処理する. 一方でネットワーク外のものも扱うので設定ファイルには2つ書く必要があるっぽい.
/etc/resolv.conf
nameserver 192.168.122.1 #DHCPサーバーのアドレス nameserver 8.8.8.8 #Google DNS Server
ちなみにここには3つまでしか書けない.
あと見直すべきはdnsmasqとiptablesのマスカレード,NATの設定かな.次回へ.